2014/10/05

水星逆行をあえて味わう。




今日、10月5日から26日まで水星は逆行する。


水星は、


思考、知識、知恵を使うこと。
伝達、通信、コミュニケーション能力。
神経、反応、機敏さ。


などをつかさどる天体であり、
逆行している間は、それらが順調に進まなくなると言われる。


具体的には、


交通機関の遅延。
誤報が流れる。
コミュニケーションがうまくいかない。
タイミングの悪さや行き違い。
電化製品やパソコンの故障、データが飛んだりすることも。
メールのトラブル。
何事も計画通り進まない。


などが起こりやすく、結果、イライラしたり集中力がなくなったりすることも。


そもそも水星にはスピード感がある。
要領のよい思考や作業能力を表すので、それが発揮しにくくなる、というわけだ。


物事が停滞し、「先へ先へ」という勢いがなくなるというこの期間は
「振り返り」の作業をすることには適している。
「逆行 → 時間が戻る」 という考え方ができるのだ。


復習や見直しには適している時期だし、
失くしものが出てきたり、という可能性もある。


「な~んかチグハグしているなぁ」
とか、
「サクサク進まない、スケジュール狂っちゃった」
と、どんよりしそうになったら水星が逆行中だということを思い出すと便利。


「じゃ、ま、しょーがない。慎重に行こう」
「データのバックアップとっておこう」
「少し早めに家を出よう」
「これまで進めてきたことの見直しやメンテナンスをしてみよう」


などなど、気持ちを切り替えることができるはず。


今回の逆行は蠍座の初期から天秤座に向けて起こる。


ということは、
特に対人関係についてのトラブルや停滞、
嬉しい再会やありがたくない再会も起こりやすい、かも。


水星が関連する物事って、すごく日常的。
だからこそ、この逆行の時期を不機嫌にならず過ごしたい。


何かと流れが滞りがちだったとしても、それはそれ。
下手な抵抗をせずに「逆行感」を味わう、それもまた一興。


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~



      

2014/09/30

占いを使いたくなる時、土星が絡んでいるかも。


占いは、ハッピーな人が利用することはまずなくて。


クライアントさんは
「この状況、何なの?!どうにかならないの?!」
といった中、相談に来られる。


ホロスコープを見させていただくとやはりそこには、
ハードな状況が浮かび上がることが多い。


土星がらみのチャートもそのひとつ。


今、天空の土星は蠍座にある。
ハードアスペクト、といわれる90度の関係にあるのは水瓶座と獅子座。
ここに天体があると、頭の固い「土星じーさん」から何かとツッコミが入る時期だ。


それも「蠍座のじーさん」は、ねちっこくツッコんでくる。
「ちょっと待て。もっと深く考えろ。じっくり行動するのだ。そして、結果を出せ」


天体の中でも、太陽とか土星が水瓶や獅子に入っていると特にしんどい。
あ、月もか。


水瓶は、もっと軽やかに自由にやりたいし。
獅子座は、細かいこといちいち気にしたくない。


どちらにせよ動こうとすると、足に超強力なスライムがまとわりつく感じ。

ダメ出しキツイし、停滞感も強い。
そりゃー占いしたくなるよね。


かくいう私自身も、現在土星土星の90度。
「解放感」という言葉が懐かしいよー。


クリスマスの頃になれば、土星は射手座に抜けていく。
それまで頑張りましょう、セッションに来て下さった方、そして、ワタシ。








流行りものにはとんと疎くなったけど、これはお気に入り。
「Happy!」と煽られることはなくて、脱力なHappy。




Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~

2014/09/27

火星と火星でキレた我。



現在火星は射手座を運行中。
私の出生図にもともとある火星と、90度の関係になる時期だ。


火星と火星の90度。
興奮しやすい、時期。


火星は12サインを2年かけて1周する。
2年前の同じ天体配置の頃、何かに興奮していたかどうか、 以前の手帳を確かめてみたところ…
その頃私はキレていたw


当時、ちょっとしたボランティアみたいなグループ活動をしていた私。
その手のコトには元々苦手意識があるにも関わらずだ。


なので、今考えるとそんな活動をしていたこと自体、 火星が活性化していたのだと思う。
おっと、駄洒落が。


私の出生図にある火星は、割合おとなしい感じに配置されていて
その働きが「積極性」とか「怒り」の形で外に向かうことはあまりない。


だが、天の火星と私の火星がピッタリ90度になったその日、
ちょうどその日にメチャクチャ怒ってたことを思い出したのだ。
印象的な出来事だったので、すぐに思い当たったぞ!


そのグループのミーティングが、あまりにも扇動的だったことと、
それに対して、毅然とした態度を取れなかった自分にキレたあの日。


いつも「熱い討論」が熱くなればなるほど冷めていくタチなのに(←月みずがめ)
一体どうしたんだ、珍しい!と我ながら驚いたものだった。
そーか、火星か。


というわけで、もうすぐその時と同じ配置がやってくる。
今年の手帳によると、その日は何も予定が入っていない休日。
するってーと、お?!親子喧嘩か?!


まあ意識的になった段階で、天体の影響に振り回される感じは減るはずなんだけどね。
「キレる」ではなくて何かに「燃える」方がいいなぁ。


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~

2014/09/25

乙女座のオトコ。


火星。
象徴するものは「力」色は「赤」


戦い。積極性。武器や刃物。燃焼すること。
自己主張。決断力。


出生図のどこに火星があるかを見ると、
その人のスイッチが、どこでどんな風に入るかがわかる。


例えば…


牡羊座なら、新しいことに対してやる気が出る。
牡牛座なら、何かを手に入れようとすることに対して。
双子座なら、広く浅く興味を広げることに対して。


蟹座なら、家族を守ること。
獅子座なら、自己主張すること。
乙女座なら、細かい作業をすること。


天秤座なら、調和させること。
蠍座なら、人間関係を深めること。
射手座なら、理想を求めること。


山羊座なら、結果を出すこと。
水瓶座なら、自由であること。
魚座なら、受け入れること。


また火星は、女性のチャートにおいて「好みの男性」を表すともいわれていて、
そうなると、私の場合は「乙女座っぽいオトコ」が好みである、となる。


まーそういわれてみれば、所謂「男っぽい」感じより
繊細な雰囲気の植物っぽい男子の方が好き(だった)かも。
「白衣に眼鏡」も確かに悪くないw


でも、細かいことにこだわる人は苦手だけどな。
射手座っぽい大らかさが好きだけどな。


あ、これは「男性の」好みというより「人間の」好みか。



激しいけれど、鋭い感じはあんまりない。



Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~


2014/09/24

天秤座新月。天秤チャレンジ。


今日、9月24日は新月。
ついこの間、満月だ~お月見だ~と言っていたばかりなのにな。


新月は物事を始めるにはよいタイミングと言われている。
流れに乗りやすい。
満月に向けて満ちていく月が、ことが成就するのをを後押ししてくれる。


今回、新月が起こったのは天秤座。


「天秤座っぽいこと」を始めると特によいし、
「天秤座っぽいお願い事」をすると叶いやすいらしい。


でも天秤座って、私にとってはなんとなく馴染みが薄いイメージだなぁ。


なぜか、と考える。


・自分の出生図では、天秤座に一つも天体が入っていない。


・蟹座にいくつも天体、特に太陽を持っている身からすると
 90度関係にある天秤座に対して苦手意識がある。
 牡羊座も蟹座とは90度関係だが、こちらには天体を持っているのでなじみがある。


・天秤座の「おしゃれな感じ」に対する蟹座の「もっさり感」がなんだかツライ。


・天秤座の気配りの細やかさ、というか如才のなさが、時に作為的に思える。
 


要するに天秤座に対して、ひがみっぽくなりやすいみたい。


90度関係のサインや、そこにある天体に感じる違和感。
葛藤はあるけど、逃げてばかりいては成長もない。


せっかくの新月なので、ちょっと天秤座に対して意識的になってみよう。


基本家に居たい、内輪だけで盛り上がっていたい蟹座のワタシ。
でも、今日から2週間後の満月までは…


・行くか行かざるか迷った時は行く。
・人見知りとか言っていないで人と会う。
・自分の好みばかりで動かない。
・さまざまな意見や価値観、感性を受け入れて、それを優先してみる。


そんなことを意識して過ごしたいものだ。


・ラクなものばかり着ていないで「お出かけ」の装いもする、などもあるなー。


美的感覚、洗練されている、客観的になる、なども天秤座が表すことだからね。


そして、2週間後の満月は牡羊座。
その時月は天王星と重なっている。


今回の「天秤チャレンジ」によって、
画期的で自分らしい何かが手に入る。(かもしれない。)


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~

2014/09/17

蟹座はおとなしそうに見えるけど、活動宮。イザという時はザザザっと動く。


占星術における12のサインは、その性質によって火・地・風・水の4つに分類される。


それって解釈する時、活動・不動・柔軟とごっちゃになりやすいのだけれど(私だけか?)
三区分は「行動の仕方、活動形態」。


四元素の方は、なんというかもっと根本的な気質みたいな。


そもそもこの考え方は
「万物は火地風水の四つの元素から成っている」
と、古代ギリシアの哲学者のおじさんが唱えたのが始まり。


物事の根源を表しているものなのだねー。


火には 直観的、衝動、情熱、精神性 といったワードが当てはめられる。
火だから、熱いし、燃え上がるし、勢いがあるし、扱い方を間違えれば火傷もする。


地は感覚的、物質的、堅実さ、安定感。
火も風も水も「つかむ」ことはできないけれど、土はつかめる。形になる。


水にとって地は器になってくれるので落ち着いていられる。
火や風は器の中でじっとしていることはできません。閉じ込められるとストレス。


風は思考、知性。
風は吹いているものでじっとしていない。


「風通しがよい」っていうのが風にとって一番自然で心地よいこと。
あちらこちらに流れて行っていろんな情報を集める。
集めたものを分析もするし、さっさと捨てたりもする。執着しない。


風って重さがないよね。そして、火をあおって喜ばせたりもする。
地や水にとっては、落ち着けない相手。
だって、地はじっとしていたいし、水はくっついていたいから。
ワーッと風が吹くと、とっ散らかっちゃうのだ。


そして水。
感情、情感。
主観的で理屈よりフィーリングで物事の価値判断をする。


水はそれだけでじっとしていることはできない。
器に入っていることが多い。
小さな器ならコップとか。お茶碗とか。
大きく考えると池とか、湖とか。


コップのジュースにグラスのワインを入れると、混ざってしまって一つになってしまう。
色も味も混ざる。個性消える。
でも水にとってはそれが心地よかったりするのだ。


火や風に干渉されると落ち着かないから嫌い。
でも、適度な火は水を気持ちよく温めてくれるし、
風は水が腐らないように循環させてくれる一面も持っている。
って、松村先生の本に書いてあったな。


ホロスコープを読むとき、各天体がどのエレメント(元素)のサインに入っているか、
その分布に偏りがあるか、などなど、まずはチェックする。


すると、その時点ですでに、その人となりがサックリ掴めてくるのだ。
あくまでもサックリだけど。


エレメント同志の相性がわかれば、人と人との相性も予測できるわけ。


☆ ☆ ☆


今日と明日、天空の月は蟹座にある。
万人の蟹座成分が刺激される(はず)


蟹座は「活動宮で水のエレメント」


気持ちを満たすために動く。
自分と他の何かの馴染みをよくするために動く。
馴染まないものを阻害するために動く。


「他」の影響を受けやすく、感情が揺れやすく、
その結果として、活動宮っぽく動く。
こういう理屈。


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~





2014/09/12

子どもの月や太陽を知ると便利。でも決めつけちゃいけない。



子どもの「月」がどのサインにあるかによって、その子の動き方のクセがつかめる。


とはいえ、それを考慮してそれに馴染むように心がけたからといって
必ずしもレッスンは順調に進むわけではない。


確かに幼児期には、月星座が持つ性質が見て取れる場合が多いし、
その性質を抑えつけることなく育てる時期だと言われている。


ただ、おけいこ事を始めるにあたって既に子どもは、
その子なりの「オフィシャルな顔」を見せていることも往々にしてあるのだ。
ということは、太陽星座の顔でレッスンにやってくる、ということ。


お勉強的なことが受け入れられる時期になっていれば、水星の感じで動くし。
そもそも、太陽と水星は同じサインに入っていることも多い。


~ ~ ~


りえちゃんがレッスンを始めたのは4歳。月は獅子座。


不動宮なので、課題にはゆったりじっくり取り組むタイプかと思いきや、
それとは全く逆という雰囲気の女の子だった。


とにかく要領がよい。のみ込みが早いのだ。
新しい曲もすぐ弾けるようになるし暗譜も早い。
そして、何回も同じところを練習させられるのが大嫌い。


「月・不動宮」ぽくない…


この子の太陽星座は柔軟宮である双子座。水星も双子。
ピアノのおけいこにおいては、双子座っぽさ満開だったというわけ。


この子の「月獅子(月不動宮)」っぽさは、家での練習の時に現れる。
指使いの間違いを直してくるように言われていても、一切直そうとしないのだ。


ママが「ここの指使いは、間違っているから直そうね」と促しても
断固として直そうとしない。


もともと器用な子だし、指使いを直すのにそれほど困難があるとは思えないのに。


これは「一度覚えたことを変えたくない」というこだわりの現れ。
先生の前ではあまり見せない頑固さが、甘えの出るママに対しては丸出しになるのだ。


これがこの子の「月の顔」なのだろう。


~ ~ ~

子どもの姿、その様子そのものに心を寄せることなく
星座がどうの、を判断材料にしてしまうことはすごく危険。


でも、普段レッスンの時に見せている様子だけでなく、
その奥にある個性を少し意識することは悪くないと思う。


どちらにせよ、「決めつけ」や「お仕着せがましさ」は厳禁。
これは常に常に忘れないよう、自分を戒めていなければならない。


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~





2014/09/10

牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座に月を持つ子どものレッスン





牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は「不動宮」に分類される。

粘り強く、維持する力。
安定力と頑固さ、マイペース。


変化には弱い。新しいことに慣れるまで時間がかかる。
フットワーク、重い。


ピアノを習った経験のある人は、
「家で練習するのがなかなかできなかった」と口々にぼやく。


子どもを習わせているおかあさん、そしてもちろん教師も
いかにして毎日練習させるか、という課題から逃れることはできない。


でも、ここをイイカゲンにしてしまうと、はっきり言ってロクに上達しないのだ。


ハッキリ言ってしまった。


もちろん、それを自宅練習できるようにもっていくのも教師の腕なんだけどね。


月がこれら不動宮サインにある子どもは、反復練習に強い。
これは楽器の演奏を修得するにはとっても有利。


「根気がある」というのは、教える側にとってもありがたい資質のひとつである。
何回も同じところを練習する、とか、できるまで粘る、ということが
ストレスになりにくいのだから。


30分のレッスン時間があっという間に過ぎてしまって
「ああ、ソルフェージュもやる予定だったんだけど…」みたいなことはあるけど、
子どもを焦らせるくらいなら来週に回せばよいだけのこと。


この子たちは器用には見えないけれど、
時間をかけて一度できるようになったことについては、その時点で定着している。
自分のものにしているのだ。


新しい曲の譜読みにも時間がかかる。
でも、それが終わった時にはすでに暗譜ができていたりする。


ゆっくりと、子どものペースを優先すること。
こちらもゆっくりと呼吸することを意識して、テンポを合わせること。


そうすれば、たとえ予定通りに課題が進まなかったとしても
充実したレッスンとなるに違いない。




Tarot Reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~





2014/09/09

月が双子座、乙女座、射手座、魚座にある子どものレッスン



双子座、乙女座、射手座、魚座は柔軟宮に分類される。

柔軟宮とは読んで字のごとく、柔らかく形を変えることが得意。
得意、というかついそのように対応してしまう。

こだわりが少なくて、自己主張するよりも人の言うことをよく聞く。
積極性に欠ける面もあるけれど、どんな場面にもフワリと馴染むような、
そんな動き方をする。

月が柔軟宮にある子どもとは付き合いやすい。
こちらで気を使ってコミュニケーションを取ろうとしなくても、
軽やかに話が弾むタイプの子どもが多いと感じる。

えー、「先生側」からすると、レッスンがある意味やりやすいのは、
こんな感じの子どもかもしれないなぁ。


ただ、
「◯◯ちゃんはどう感じる?」とか「どうしたい?」といった問いかけをすると、
「この場合、どう答えるのが正解なのか」ということが気になって、
表情が固まってしまうことも。


状況に応じた行動をするのが心地よいのだから
「こうしようね」とシンプルにこちらから提案をすれば、
気持ちよく一緒に作業ができるのだ。

お稽古事は、ひとりのお子さんと何年ものおつき合いになることが多い。

空気を読んで動くこのタイプの子どもには、「おけいこの場」や「先生」に対して
くつろいでいてもよい、というイメージを持っていて欲しい。

それによって「自分を表現してよい相手であり、そのような場である」という判断のもとに
いることができるわけだからね。


ここまで書いて気がついたけど、なんで活動宮の次に柔軟宮書き始めたんだろ。
不動宮を先に書くつもりだったのに。


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~

2014/09/08

月が牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座にある子どものレッスン。


牡羊座から魚座まで、いわゆる「星座」は12種類。
それらは12サインとも呼ばれる。


そしてそれぞれのサインは、
「ついついそんな風に動いてしまいがち」な性質別に3つに分類されていて、
それぞれの性質をざっくり説明するなら…


分類その1 活動宮 → 牡羊座 蟹座 天秤座 山羊座


その行動特性      ・とりあえず動いてしまいがち。
               ・積極性がある反面、ものごとを維持することが苦手。


分類その2 不動宮 → 牡牛座 獅子座 蠍座 水瓶座


その行動特性      ・維持力が強く、こだわったことは簡単に手放さない。
               ・新しいことや急なことが苦手。


分類その3 柔軟宮 → 双子座 乙女座 射手座 魚座


その行動特性      ・その場に応じて臨機応変な対応をすることが得意。
               ・変化に強くて穏やかだけれど、決断力や積極性に欠ける傾向も。


幼児期の子どもは、月星座の影響が強く現れている。
その傾向を否定することなく、彼らとは向き合うべきだと思う。

ピアノの椅子に座った子どもは、よく足をブラブラさせている。
「弾こう」という気分になっていない証拠。


そもそも子どもは「じっとさせられること」が生理的に苦手な場合が多いけれど、
活動宮に月を持っている子は、それが顕著に表れやすい。


そして「いけませんよ」と諭されたり、ましてや膝を押さえつけられたりした時、
特に強いストレスがかかるのもまた、活動宮に月を持つ子ども、という傾向はあるだろう。


特に月牡羊座。
経験上もそう感じる。


このタイプの子は、足ブラブラの時点で一度椅子から立たせて、
なにか他の活動をする方が得策だ。


一緒に歌うとか。
手拍子や足踏みを使ったリズム活動なんかもいいと思う。


上手くいかないからといって、しつこくやり直しさせない。


2~3分から長くても10分以内くらいで、次の課題に移るようにするなど、
持ち前の瞬発力を心地よく発揮できるように、工夫することが必要なんだよね。

少しおねえさん、おにいさんぽくなってきていたら、


「ハイ、ではブランブランの足をブラーンのままにして、あと3回だけここを練習しよう。
 3回でどれくらい上手になれるかな」
 


と、集中を促してみると、本人の達成感も高まるはず。


とにかく、月活動宮の子どもが(大人だって実はそうだけど)じっとしていないのは
生理的なものだから、おさえつけるとロクなことがありません。
余計に落ち着きがなくなります。


(つづく)


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~






 

2014/09/05

山羊座に月。



外出の準備を完璧にしたい、気分である。


部屋の掃除を済ませ、汗をかいたのでシャワーを浴び。
カバンの中身は声だし確認、iphoneはフル充電。


2匹のニャンコには、それぞれのえさとそれぞれの薬を。
今夜は遅くなるから自動給餌器にも、好物をセットしなきゃ。


スゴイ人混みの中へ行くけど、一緒に行く友だちは具合悪くならないかしら。
飲み物とちょっとつまめるものも買って行こう。


そつなくそつなく。


なんだか出かける前から疲れてきたぞ…


せっかくのライブ。
思いきり楽しめなかったら、いくら準備万端整えたって本末転倒。


こんな感じの今現在、
トランシットの山羊座月は、私の乙女座火星にぴったり120度。
ちゃんとやりたい、細かくやりたい、完璧にやりたいとひとり盛り上がるわけだ(笑)


さて、そろそろ着替えて出かけよう。
ブログも「ちゃんと」書いたしね(・・。)ゞ


Tarot reading & Piano lesson room  ~ ゆりのき ~

2014/09/04

子どもの月とピアノレッスン



ピアノやヴァイオリンを習わせたければ、幼児期から始める方がよいと言われる。
学童期、特に9歳を過ぎてしまうと「音感」はもう身につかない、などという
若干乱暴な意見もよく耳にするものだ。


占星術には、各々の天体に対応する年齢域というものがあって、
「おけいこを始めるのによい時期」は「月の年齢域(0~7歳頃)」にあたる。


これは子どもが、身の回りの環境、印象を自分の中に取り入れて、
生活の基盤や基礎体力みたいなものを身につけていく時期。


おけいこも「楽器の弾き方を教える」のではなくて
「音楽的な栄養を提供する」ということがとても大切だと思う。


だから、オタマジャクシを読ませる訓練よりも
単純な歌をていねいに歌う、とかリズムと身体の動きを関連づけることを
優先したレッスンを心がけるようにしていた。


「リトミック」と言われるものは、ほぼこれ。
シュタイナー教育だと、わらべうた遊びの時期。


「音感」や「リズム感」などは確かに「身体に浸透させる」必要があって、
それができていてこそ、楽器を弾くことが楽しいと感じることができるのだと思う。


そして、5分でも10分でもよいので、毎日おけいこするという習慣は、
歯磨きなんかと同じく、生活のリズムの一環としてこの時期に身につけておくと
学童期に入ってからの上達の仕方が全然違うし、何より本人がラクなのだ。


この時期が、そもそもどういう発達段階にあるのかを理解している、という大前提の上で
改めてひとりひとりのホロスコープ上の月の位置をみるのは悪くない。


その子のタイプをザックリつかむことで、
さらに楽しくレッスンをすすめることができるのだ。


(つづく)


Tarot reading & Piano lesson room  ~ ゆりのき ~

2014/09/03

キャラ変してライオンになった。



生まれて初めてタロットカードというものに触れた日から
そろそろ4年が経とうとしている。


それまでの人生において、占いというものに対して意識的になったことは皆無であり、
本当に「ひょんなこと」からタロットカードのレッスンに通うことになったのだ。


この頃の自分のホロスコープを見てみたら、
MCの上にトランシット冥王星がのっかってた。
MCてのは「社会的な肩書き」で、冥王星がそれを壊しちゃうという時期だったわけだ。


壊され方としては、根こそぎ引っこ抜かれる感じ。
それまで、ピアノの先生だの零細企業の経営者だのやりながら
えっちらおっちら張ってきたつもりの根っこだったのになぁ…


タロット教室に通い始めた時期がちょうどそのあたりで、
それがどうも私にとっての新しい苗木となったらしい。
その1年半後、私は占い師になっていた。


今現在、その苗木の育ち具合はどうなんだろ。
てか、ちゃんと根づいているのかなぁ。


人生もすでに後半戦だ。
「すくすくとのびやかに」成長できるほどの、ポテンシャルをもった苗木でないことは想定内。
それなりに手をかけ目をかけなくてはならないことも想定内。日々是精進。


ちなみに「占い師」になった頃のチャートでは、
根本的な資質を表すアセンダントの上に天王星がのっている。
このタイミングで私は、キャラ変したというわけだ。


まあそうはいっても、以前の肩書きを捨てたわけでは決してなく。
それは賢明な判断のようでもあるけど、まあただ単に、ビビリなだけなんだろうな。


「ビビリ体質」については、生まれた時のホロスコープにわかりやすく表れているのだが
その件についてはまた改めて。


Tarot reading & Piano lesson room  ~ ゆりのき ~